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子どもと接するようになって分かった教育

私自身は学校の先生になりたかったので、教育大学で勉強して教員の資格を取得しています。ただ、実際に教員として働いていましたが、その時と今とでは全く感覚が違うのではないかと実は思っています。当時は授業をおこなうことにいしきをむけてしまっていたので、予定のところまで進められないと本当にストレスを感じていました。しかし今は教員を辞めて他の仕事についているのですが、我が子の様子を見ていると 焦る必要はないのかなと、待てるようになってきました。実際に教育というのを考える場合、適切な対応をすることや、必要な知識・技術を身につけさせるなどが必要だと言われることも少なくありません。たしかにその通りなのですが、それ以外にも、大人が待つことができるかどうか、子どもを信用できるかどうかも重要なポイントになってくるのではないでしょうか。どうしても先回りしてしまいがちですが、それでは子どもの学ぶ機会を奪ってしまいかねません。失敗はするのが当たり前なので、その様子もしっかりと見守る、これが教育を考える場合に必要なことなのではないかと子育てをするようになってから思うようになりました。

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